文化認識論

(世界を記述する。Since July 2016)

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

救済としての芸術(その3) 哲学はいつから科学になったのか

哲学と科学との間には、その起源から緊張関係が存在していた。最初の哲学者と言っても良いであろうソクラテスは、当時の自然学と決別し、独自の思想を構築したのである。しかし、多くの哲学者は、目覚ましい発展を遂げる数学や自然科学を横眼に見ながら、ど…

救済としての芸術(その2) 文化、秩序、そして主体

現代文明を根底から支えているのは、文化である。それはとても永い歴史を持っていて、私たちの暮らしと密接な関係を持っている。文化は、融和的であり、女性的で、そこにおけるコミュニケーションは、パロール(音声言語)に依拠している。 文化は、主に小集…

救済としての芸術(その1) はじめに

今日の日本の状況について、皆様はどうお感じになっているだろうか。上級国民と呼ばれる一部の政治家は、法を犯しても罰せられない。新自由主義とか緊縮財政と呼ばれる勢力が政治や経済を牛耳っており、日本の国民は酷く貧しくなった。それでも半分近くの国…

お知らせ

本ブログは「反権力としての文明論」を掲載中でしたが、これを断念することに致しました。以下にその理由を説明させていただきます。 まず、文化と文明の関係について。このブログはそのタイトルにあるように、「文化」という枠組みで検討してきた訳です。し…

れいわ新選組 支持者の皆様へ!

れいわ新選組を支持されている皆様へ! 大勝利、おめでとうございます! 私も嬉しくて、たまりません。 当選者 山本太郎(東京ブロック) 多カ谷亮(南関東ブロック) 大石あきこ(近畿ブロック) 事前情報では、山本太郎ですら危ないと言われており、心配し…