文化認識論

(世界を記述する。Since July 2016)

2024-01-01から1年間の記事一覧

自由とは何か

前回の原稿で、権力を構成する3つの要素について述べた。 暴力 思想 経済 シンプルな例で、少し、補足したい。 昭和の時代に、頑固親父と放蕩息子がいたとしよう。頑固親父は、戦時中に青年期を過ごし、特段、オリジナルな思想というものを持ち合わせていな…

権力とは何か

権力は「知」を背景とするが、往々にして権力は「知」を捻じ曲げ、抑圧し、骨抜きにする。例えば、企業にとって法令を遵守すること、すなわちコンプライアンスが重要だという「知」は、もう何十年も前から一般化されている。しかしながら、近年においても企…

ブルーの相棒

一昨日から本日に掛けて、2泊3日で房総半島(千葉県)の南端に行ってきた。 もうお酒を飲むことは諦めざるを得ないようだ。ブルーの相棒だけが、今の私の励みとなっている。 ブルーの相棒 昨日は嵐のような天候だったが、初日と今日は天候に恵まれた。 野島…

14日目の断酒生活

大腸ポリープを切除した関係上、私は、医者から飲酒を禁じられたのである。この禁酒は、9日間続いた。この期間については、「禁酒期間」と言おう。9日も酒を飲まずにいると、流石に体調は良くなる。胃酸の逆流による胸の痛みも発生しなかった。そこで私は、…

ブルーのスイフト・スポーツ

いくつになっても、新たにクルマを手に入れるのは嬉しいことだ。ここのところ、病気続きだった私だが、今日は久しぶりに笑みがこぼれた。 私自身が老いぼれてきたので、せめてクルマだけでもと思い、少し派手な色を選んだ。 スピーディー・ブルー・メタリック

脱権力としてのアナーキズム

2月8日に大腸ポリープの切除を受けた訳だが、その後、女医は私にこう言ったのだった。 女医・・・今後1週間、お酒は控えてください。それから、熱いお風呂もダメです。 煙草はどうなのだろう。そうは思ったのだが、どうせダメと言うに決まっているので、私は…

大腸ポリープの切除

実は私、昨日、大きな病院へ行き、大腸ポリープを切除してもらったのである。年始から始まった私の病院通いがいつ終わるのか、それはまだ分からないが、とりあえず憂鬱の種が1つ消えたことは確かだ。事の顛末をここに報告したい。 昨年の12月25日に突然発症…

胸の痛み(その5) 胃酸逆流日誌

昨年の末頃に始まった、耐えがたい胸の痛み。どうやら私が罹患しているこの病の正式名称は、食道裂孔(れっこう)ヘルニアと言うらしい。食道と胃の間には、胃酸が逆流しないように、弁のような働きをする括約筋がある。正確には下部食道括約筋と言う。この…

胸の痛み(その4) 逆流性食道炎

年末年始の混雑も終わっているだろうと思って、私は、1月12日に床屋へと出掛けた。午前中に行くと、それでも3人の先客がいた。私は午後に出直すことにし、近所のラーメン屋で生ビールを1杯飲み、味噌ラーメンを食べた。 午後になって再び床屋を訪れた訳だが…

胸の痛み(その3) 初めての胃カメラ

その病院はホームページを開設していたので、私は胃カメラを飲む前の晩、すなわち8日の晩、それを入念にチェックした。従来、胃カメラは口からチューブを挿入していたのだが、最近は、鼻から挿入する方法が確立されているとのこと。そしてこの病院は、鼻から…

胸の痛み(その2) 胃酸逆流

年が明けても、胸の痛みが消えることはなかった。継続的に痛むのではない。1日に1回、30分~50分程度、痛みが続く。それが過ぎてしまえば、何の支障もないのである。それは発作と呼ぶに相応しい現象だった。 元来、私は医者嫌い、病院嫌いなのである。理由は…

胸の痛み (その1) 突然の発症

実は私、昨年の暮れ頃から、とても酷い目にあっているのだ。クリスマスの晩のことだった。イブではなくて、25日の晩だったと記憶している。突然、胸が痛み出したのである。胸の中心部が形容のしがたい痛みに襲われたのである。どれ位痛かったかと言うと、そ…